最初は手をつなぐことも挑戦でした
"tenacity"に最初に来た時は、手を繋ぐことが難しく、触れられると戸惑ってしまうことがありました。お迎えなどで手をつなぐのが嫌で、距離を保って歩く児童でした。本来の性格は、お友達や指導員とのコミュニケーションが得意で、お友達を深く愛する性格でした。そのため、コミュニケーションの面では"tenacity"にもすぐに馴染んでいきました。
その後、"tenacity"に少しずつ慣れてきた時期から、音楽を流しながら、みんなで楽しいゲームや交流を促す療育を始めました。
児童たちは皆、一緒に遊ぶことが大好きで、そのためハイタッチなどの触れ合いもゲームの中ですぐに慣れました。徐々に握手やハグなどの触れ合いを増やしていきました。
褒められることによって可能性は広がっていきます
普段の生活でも、年上の友達から褒めてもらい、頭を撫でてもらい、できたねと励まし合い、ハイタッチすることにも慣れました。今では"tenacity"に到着すると、年上の友達に向かって走り、ハグを求める児童です。指導員にも自分から手を繋いでくれたり、自発的に身を寄せてきてくれます。